10/5外国人のための防災講座・救急救命講習実施しました。
私の担当する事業の一つに、在住外国人支援「防災」があります。東日本大震災から、「災害」がどこか自分とは関係のない場所で起こるものではなく、実際にいつ自分の身に起こってもおかしくない。。。と感じられた方も多いかと思います。
日本に住む外国の方は、来日何十年の方から、来たばかりの方もいれば、日本語は流暢な方、全く分からない方、日常会話は問題ないけれど、読み書きとなると分からない方など、様々な方が住んでいます。
東日本大震災のような大型の災害が起きてしまうと、すぐに救助してもらえる。。。ということは誰も期待できません。ましてやそのようなときに、外国の方のために、多言語で情報を出す。。。ということも難しいかと思います。
10/5(日)の講座では、23名(うち外国人19名、家族のかた4名)の方にご参加いただき、全てやさしい日本語で実施しました。また、参加者の理解を助けるための日本語サポーターさんにも御協力いただき実施しました。
第一部では、地震や津波の映像を見たり、緊急地震速報について学習しました。また小さい子どもを連れて避難する際、4m程度の布を使用して、こどもを「おんぶ」する方法を学びました。その後ビッグ愛の館内を回り、非常出口、防火シャッター、非常時のエレベーター内での対処について学び、AEDの設置場所を見学しました。
第2部では、和歌山市消防の方から出前主張講座をしていただき、人工呼吸やAEDの使い方につい学び、実際にひとり一人体験して頂きました。
参加者の方からは、「大変役にたった」「人を助けることの大切さを再認識できました」との感想をいただきました。
災害時、外国人の方も「自助」の意識を持って、助けを待つだけではなく自ら行動して頂きたいと思います。また、身近で人が倒れた場合、たとえ日本語があまり上手ではなくても、助けを求め、AEDを使う勇気を持ってもらいたいと思います。
参加してくれた皆さん、御協力いただいたサポーターの皆さん ありがとうございました。
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